アウォード2016エントリー

活動名

竹田 有希 さん(生駒市)[奈良県]

レンコン掘り選手権で池をキレイに!桃ヶ池環境改善プロジェクト

活動概要

若者が参加したいと思えるイベントの創出を目的に、あべので活動する若者団体「あべ若」が進めるプロジェクトです。
地域の象徴である桃ヶ池は、昔は泳げるほどキレイでしたが、最近では水が汚くなり、臭いもひどくなっています。
池にはレンコンが生息していることに着目し、レンコン堀り調査と、不法投棄されたごみの引き揚げを選手権としてイベント化。優勝者には賞金と特製ふんどしを贈呈。若い世代から関心を集めています。

きっかけとあゆみ

生駒市入庁前の平成25年、居住地である大阪市阿倍野区で「若者が担うまちづくり推進事業」が始まりました。区内に関わる18~39歳までのボランティアメンバーを集め、あべのの魅力を発信するイベントを企画・実施するものです。
もともと地域活動に参加していましたが、同年代の人が全くおらず、若い人がもっと地域に関心を持てばいいのに、という想いがあったため、公募メンバーになりました。
事業が実施された3年間で様々なことを学びました。
①多くの若い人は地域のことを知らないこと
②若い人が地域活動に関わろうとしても、従来通りの『下働きから』を求められると離れていくこと
③若い人が新しく始めることに対して、一緒に汗をかいてくれる地域が少なからず存在すること
また、あべのでバルの仕組みをつくったり、毎年大勢で賑わう町おこしイベントを立ち上げた経験を持つメンバーからは「面白いことであれば若い人は関心を持つ」ことを教わりました。
事業が終了した今年の春、3年間の経験と気づきを無駄にしたくないと思い「あべ若」代表となり、若い人が面白いと感じながら参加することで地域課題解決を目指す当プロジェクトに力を注いでいます。

アピールポイント

(1)成果・効果

【地域の課題解決・活性化への貢献】 プロジェクトのキックオフ的位置づけで開催したイベントでは、子どもを対象にした池周辺のごみ拾いクイズラリーに加え、若者が楽しめる飲食ブースの設置とアコースティックライブを実施。約150名が参加しました。これまで地域課題に関心がなかった層に着実にアプローチし、マスコミからも注目されています。 【経験がどのように公務に役立っているか】 一区民として行政との協働事業に参加することで、住民としての活動経験と感覚、行政との距離感を学びました。生駒市入庁1年目に、市の呼びかけで市民ボランティアグループを立ち上げる事業の担当になり、その経験と感覚は大いに役立ち、市民との信頼関係を築けていると思っています。

(2)チャレンジ性

池の環境改善は難しい課題であり、池を所有する行政とも意見交換をしながら進めています。行政と連携するためには「公共性」とのバランスが大事です。いかに公共性を意識してプロジェクトを進めていくか、公務員である自身の腕の見せ所だと思っています。

(3)協働性

【プロジェクトの協働における多様性】 プロジェクトは、桃ヶ池がある地元町会、桃ヶ池公園愛護会、阿倍野区役所と密に連携を取りながら進めています。また、地元在住で専門的知見を持つ研究者の方にも定期的に助言をもらっています。 【メンバーの多様性】 あべ若の大きな強みはメンバーの多様性であり、公務員である自身以外に、飲食店等の経営者や大学院生もいます。公務員だけの世界ではなかなか出てこない柔軟なアイディア・発想が生まれています。

(4)持続性

区の事業でなくなった今年度から、地域のお祭りでの屋台出店で収入を得るなど、継続的にイベント経費を賄える仕組みをつくっています。また、イベント実施時には公園愛護会などの地縁団体と連携するほか、地域の専門学校等にも声を掛けてボランティアメンバーを集めるなど、新たな関与者を増やしながら活動を継続しています。

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