アウォード2016エントリー

活動名

小中 政治 さん(大津市)、安藤 和人 さん(長浜市)、山城 智恵子 さん(湖南市)[滋賀県]

おうみ未来塾「仕事人と語ろう!」グループによる学社融合活動!

活動概要

子ども達が将来就きたい職業や地域の中で様々な仕事で活躍している職業人を学校や公民館に”仕事人”として招き、仕事をしていて楽しいことやつらいこと、目標にしていることや、どうしたらその職業につけるのかなどを本音で語っていただきます。
普段接することのない仕事人から、仕事に対する様々な本音の話を聴いたり、体験してみることによって、自分の将来への幅広い職業観を養ってもらうことを目的に活動しています。

きっかけとあゆみ

おうみ未来塾は、初代塾長の日高敏隆京大名誉教授が、『行政や企業だけでは解決できない地域課題に取り組むリーダー「地域プロデューサー」が育つ塾』を目指し、1999年に創設されました。おうみ未来塾「仕事人と語ろう!」グループは、この第10期生の有志により結成されたもので、活動の原形は、神戸市のNPO法人が休日の学校の空き教室を利用して実施していた同名の親子参加型のイベントです。このイベントに”市役所の仕事人”として招かれた筆者が、是非滋賀県でも取り組みたいと感じ、これを塾内で提案してみたところ、賛同者が集まり活動が始まったものです。滋賀県は、当時の全国学力・学習状況調査(国立教育政策研究所)の中で、将来の夢や目標を持っていると答えた児童・生徒の割合が全国第45位(小学6年生(全国)70.0%,(滋賀県)66.3%,中学3年生(全国)43.7%,(滋賀県)39.4%))であったことから、この順位をベンチマークに、10年後、20年後には全国上位に位置していることを目指して取り組んでいます。小中学校からの依頼件数は、初年度の2校から年々増加し、昨年度は26校からの依頼を受け、実施しています。

アピールポイント

(1)成果・効果

平成21年の在塾時に活動を開始してから7年が経過しましたが、この間の依頼件数は年々増加し、現時点での実施件数は延べ学校数96校、動員された仕事人は309名、受講した生徒・児童数は1万名を超えています。また、児童・生徒だけでなく、親子で受講することにより、家庭内での職業観の醸成や、多様な職種の仕事人が来校することにより、学校の環境改善にも活かされます。講師を務めた仕事人、授業に立ち会った教師からも大好評です。

(2)チャレンジ性

阪神淡路大震災後の神戸市で創設されたNPO法人が取り組むまちづくり事業が原形となる活動であることから、東日本大震災(2011.3.11)や熊本地震(2016.4.16)により被災した地域の復興施策として、地域コミュニティーの再興や地域の将来を担う子供たちの夢をサポートするために活用されることを提案しています。また平成24年以降、えふえむ草津(78.5MHz)のイブロケフライデーにも毎月2名の仕事人にゲスト出演していただいています。

(3)協働性

県教委主催の学校支援メニューフェアで小中高等学校の担当教諭向けにグループの活動の趣旨や期待できる効果、実施事例などを紹介し、県教委や学校からの協力依頼があれば、依頼先との打ち合わせを行い、実施行程、授業の趣旨や形式、職種の選定等のコーディネートを行っています。多種多様な仕事人への依頼や関係者との連絡調整など、教育行政、NPO、学校現場、家庭、地域、産業界の協働があってこそ成立し得る取り組みです。

(4)持続性

滋賀県は、平成19年度から県内のすべての公立中学校(100校)で5日間の職場体験「滋賀県中学生チャレンジウィーク」に取り組んでいます。当グループは、その関連授業としての職業人講話やマナー講座などのキャリア教育支援を依頼されるケースが多く、県の取り組みと当グループのミッションが相乗する限り連携授業は継続されます。リピート校が多いことも特徴の一つです。

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