アウォード2016エントリー

活動名

田所 佳奈 さん(松山市)[愛媛県]

松山のまちづくりの担い手育成を目指して

活動概要

平成26年11月末に開講した、松山市のまちづくりの担い手育成講座「アーバンデザインスクール松山(以下、スクール)」(松山アーバンデザインセンター主催)に参加しています。大学生から社会人まで幅広い世代が隔週で集まり、松山市内のまちづくりの課題や楽しみ方について各自が発見をし、テーマを導き、大学関係者や行政、地元関係者と連携しながら、座学にとどまらず、実践的なまちづくり活動に取り組んでいます。

きっかけとあゆみ

当時担当業務であった公共施設建設のワークショップ等を通して、市民目線のまちづくりの重要性を日々感じていたところ、平成26年11月、松山アーバンデザインセンター開設に伴いスクール開講の話を聞き、参加を決めました。
スクールは1年間を1期として現在2期中です。
私のグループでは1期は、松山の重要な観光資源である道後温泉本館の改修工事による道後のにぎわいの影響に問題意識をもち、「さがせっ!道後の魅力プロジェクト」をテーマに、本館に依存しない新たな魅力を発掘し、観光客へ発信することで道後のまちを楽しんでいただくことを目指しました。具体的には、市民を対象にまちあるきイベントを開催し、道後の魅力を参加者自身で発見していただき、集めた魅力をマップ化しました。
2期は、「椿のおもてなし」をテーマに、松山市の市花「椿」と香りがもつ記憶を呼び覚ます効果に着目し、椿の香りのブランド化を目指して活動しています。具体的には、椿の香りを用いた自主製作商品(リードディフューザーやバスソルト、アロマキャンドル等)の販売や、椿油によるリラクゼーション、松山空港等にて香りの空間演出を行いました。

アピールポイント

(1)成果・効果

1期も2期も多くの地元メディアに取り上げていただき、たくさんの地域の方々に注目していただいています。 1期では、道後のいたるところにある湯玉をシンボルとしてまちあるきイベントを行い、住民たちが思う道後の魅力を集めました。ガイドブックにはない、地元ならではの楽しみ方を「道後 ゆだまっぷ」としてまとめ、2000部発刊し、観光案内所や旅館等にて配布しています。 2期では、椿の香りの自主製作商品に注目したいくつかの企業や銀行から商品化の提案がありました。椿が市花である松山市役所も私達の活動に注目し、今後椿に関連する事業との連携に向け、検討を進めています。 そして、それらスクールの活動で得た松山の歴史に関する知識や出会った方々が公民館主事の講座企画等の仕事で役立っています。

(2)チャレンジ性

スクール生で考えたまちづくり企画を実践するためには地元の方々の理解が必要です。道後を拠点とした私たちの活動は、道後温泉旅館協同組合や道後温泉誇れるまちづくり推進協議会、道後温泉事務所等に提案や相談に通ったことで、地元の祭りに呼んでいただいたり、助言や協力をいただいたことで、より質の高い活動ができました。

(3)協働性

スクールは約30名の参加者が7グループ程に分かれて活動しています。様々な背景を持つスクール生がいるため、平日の昼間にある外部との打ち合わせには学生が参加できたり、美術系の学生はデザイン面で強みを発揮します。また社会人のスクール生には、香りの専門家との人脈があったり、市の内部と調整したりと、個々でできることを持ち寄って、互いに補い刺激し合いながらまちづくり活動を進めています。

(4)持続性

スクール生は、1期終わるごとにブロンズ、シルバーとランクアップする仕組みをとっているので、多くの1期生が継続して2期も活動を行っています。また、スクール生の活動が浸透してきたので、新たなスクール希望者も出てきており、継続的な活動につながっています。

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