アウォード2016エントリー

活動名

大橋 志帆 さん(太田市)[群馬県]

社会に居場所と出番を~地域の仲間と取り組むテレワーク推進活動動

活動概要

多様で柔軟な働き方として,テレワークの必要性が高まっている状況を踏まえ,当事者意識でテレワークの普及・推進に取り組む。自主研究会「テレワーク・カフェ」として,様々な機会を捉えて情報発信を行うとともに,学びの場の提供や課題解決に向けたネットワークづくりを行う。2016年7月には,自主研究会の活動支援メンバーが中心となって,テレワーク機能を持った地域の居場所づくりに取り組むという動きも出てきている。

きっかけとあゆみ

2012年に地域活動をスタート。2013年7月,テレワークに強い関心を持ち,東京開催のセミナーに積極的に参加しつつ,人脈形成に努める。2014年3月,総務省地域情報化アドバイザー派遣事業により,テレワーク第一人者・田澤由利氏をNPO法人 在宅はたらき隊に招致,アドバイスを受ける。同年3月,自主研究会「テレワーク・カフェ」設立。メルマガ「テレワーク・カフェ通信」配信(現在94号),テレワークセミナー開催(4回),意見交換会開催(2回)。テレワーク推進活動を含む自身の足跡を記したレポートで「2014年度 (公財)日本女性学習財団賞 選考委員特別賞」受賞。活動をさらに深化させるため,2015年7月,同財団からキャリア形成支援士の認定を受ける。同年11月,上毛新聞オピニオン21の委員に選ばれ,1年間に7本の原稿を執筆。2016年4月1日,これらの実績により太田市役所産業環境部工業振興課へ配属となり,ハローワークとの共同窓口「お仕事相談パークおおた」を担当。同年7月23日,自主研究会テレワーク・カフェの活動に触発された熱意あるメンバーにより,民間主導の「おおたテレワーク推進協議会」が設立された。

アピールポイント

(1)成果・効果

地域に飛び出す公務員ネットワークや自主研究会メルマガでの情報発信,セミナー開催を継続的に行うなかで,テレワークに関心を持つ人は確実に増えてきた。テレワークは,出産・育児・病気・介護等による離職を防ぐほか,男女共同参画,雇用促進,ひとり親や障がい者の自立支援,災害時の業務継続等,幅広い分野に活用できる仕組みである。このテーマに取り組むことは,公務員としての成長につながっている。

(2)チャレンジ性

活動を始めた頃は,テレワークについて関心を示す人は少なかったが,諦めずに必要性を訴え続けたことで,共感者が増えてきた。「2014年度 (公財)日本女性学習財団賞」への応募では、テレワーク推進を含むこれまでの活動を振り返り,『公務員の使命とは何か―私が「地域に飛び出す公務員」となるまでの軌跡』で外部評価にチャレンジ。選考委員特別賞を受賞,「私のまちにもこんな公務員がいたら良いなと思わずにはいられません」との講評をいただいた。

(3)協働性

地域活動を始めるにあたっては,神奈川県庁職員のかたわらNPO法人パブリックリソースセンター代表理事を務める久住剛氏からアドバイスをいただいた。「熱意を失わずに,とにかく粘り強く,諦めずにやり続けていけば,必ず道は拓けます。」この言葉が大きな後押しとなり,今も活動の原動力となっている。テレワーク第一人者・田澤由利氏をはじめ,多種多様な団体・個人とつながることができ,人が人を呼ぶといった好循環が生まれている。

(4)持続性

テレワークはこれからの社会に必要な仕組みである。飛び出す公務員の活動は,人事異動に左右されず,ライフワークとして取り組むことができる。活動を進める中で共感者・協力者が増え、民間主導の協議会も設立された。地域の仲間の熱意・自主性を大事にしながら,今後も住民目線で活動を持続・発展させていきたい。

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